「今なら半額キャンペーンです。あなたのおうち、全面的にリフォームしましょうか？　えへえへ」　
「あんたの顔をリフォームしなさい」

　イランをたたけば、イラクが台頭する。
　イラクをたたけば、イランが息を吹き返す。
　アメリカは永久にモグラたたきを続けるように運命付けられているのであろうか？

　インド東部・ジャルカンド州の森林で木材泥棒が横行している。
　いちおう警官が出動しているが、犯人は捕まりそうになると裸の女を差し向けて攪乱(かくらん)するため、警官は気を取られて追跡できなくなるという。

　みのもんた氏の顔は、家族の顔よりよく見るな。

　トリさんにも予防接種を義務付けるようになるのかな？
　それにしても、インフルエンザになっちゃった彼らは治せないのかい？
　徳川綱吉が首相なら、茨城県はお取り潰しだぞ。

　あの世の角栄さん。
「わしは離婚した覚えはないぞ。それとも非公認のものかね？」

　　夏草や強がるものの夢の跡

● サイパン島 ●
　アメリカの自治領・北マリアナ諸島の主島。大正三年(1914)第一次世界大戦で日本が占領し、ガラパンに南洋庁の支庁を設置、昭和四年(1929)国際連盟によって日本領になるが、太平洋戦争で日米両軍が争奪戦を展開、昭和十九年(1944)日本本土爆撃の基地にするためアメリカ軍が上陸して激戦となり(サイパン島の戦い)、第四十三師団長・斎藤義次、中部太平洋方面司令長官・南雲忠一(なぐもちゅういち)らは自殺し、残存日本軍は玉砕、多数の民間人も巻き添えになった。同島陥落を機に東条英機(とうじょうひでき)内閣は退陣、日本はますます敗色濃厚となった。(『国史大辞典』吉川弘文館・『日本史広辞典』山川出版社・『日本の歴史』中央公論社・『大辞泉』小学館・『imidas』集英社 参照)

　以前にも述べたように、経済制裁に効果はない。
　強行突入。
　それしか手がないことを政府も気付いているはずである。
　話し合いでは解決できないことも、とうに気付いているはずである。
「だったら、どうしてそれをしないのか？」
　していないように傍目には見せかけているだけである。
　すでに極秘裏に事は進められているのである。
　ある日突然、青天の霹靂(へきれき)のように、そのときは来るであろう。

　近所のショッピングセンターでお買い物。
「カード払いですか？ 現金払いですか？」
「カードで」
「自前のカードでですか？ それとも、他人のカードでですか？」

「あれ、お宅の息子さん、何歳でしたっけ？」
「え……。えーと、んーっと。ホーッホッホッホ！ 」

＊　　　　　　　　　　＊　　　　　　　　　　＊

　イラクの自衛隊派遣に対する私の見解は「月刊・歴史チップス」において何度か述べた通りである。
　下記を御覧いただければお分かりと思うが、当初より私はアメリカのイラク攻撃に反対であり、イラクへの自衛隊派遣も反対であり、派遣してからは一貫してアメリカ共々イラクから撤退するよう主張してきた。

● 2002年12月号 現代の国際情勢 ●
● 2003年５月号 イラク戦争 ●
● 2003年12月号 大米帝国の暴走 ●

　なぜ、反対してきたのか？
　私には、今のアメリカの暴虐ぶりや日本の退廃ぶりが、終末期の幕府、特に鎌倉幕府と重なって見えてならなかったからである。

　アメリカが反乱軍を押さえ込んでいられるうちはいい。
　しかし、永久に押さえ込み続けることは絶対に不可能である。
　反乱軍が守勢から攻勢に転じたとき、どういう事態が起こるかは、容易に推測できるであろう。

　今からでも遅くはない。
　日本はアメリカの暴走を止めるべきであろう。
　主君に諫言(かんげん)できない者は、忠臣ではなく、奸臣(かんしん)にほかならない！
　そして日本は万一のとき、足利高氏(尊氏)になるのである。

　サシで勝負はいいけど、刺してはいけないね。
　キレてもいいけど、切ってしまってはいけないね。

＊　　　　　　　　　　＊　　　　　　　　　　＊

　22日、長浜城跡(滋賀県長浜市)から金箔を貼るための漆塗りの鯱瓦(しゃちがわら)が発見された。
　羽柴(豊臣)秀吉時代の長浜城に金シャチがあったとすれば、大坂城(大阪府大阪市)より早いことになるが、どうであろうか？

● 長浜城(ながはまじょう) ●
　滋賀県長浜市にあった水城。1336佐々木高氏(ささきたかうじ。道誉・導誉)が築いた今浜(いまはま)城に起源を発し、1574羽柴秀吉が長浜に改名して築城、その後、柴田勝豊(しばたかつとよ)・山内一豊(やまのうちかずとよ)らが城主になるが、1615彦根(ひこね)藩領になり廃城。現在は豊(ほう)公園として整備され、天守閣を模した市立長浜城歴史博物館がある。(『日本史広辞典』山川出版社・『日本地名大百科』小学館 参照)

　　過ちは洗い落とせぬ草津の湯

　「月刊・歴史チップス」来月の味付け、ほぼ決定。
　今回の物語は、御存知ない方には、かなり意表を突いた結末になると思います。
　御存知の方は、ニヤニヤしながら御覧ください。

　「ドロドロ」のうちはまだいいけど、「ドロンドロン」にはならないでね。

　20日、三重県松阪市の無職男・千葉貴代(40)が、2001年１月〜2005年２月にかけて同県を中心に1500件の空き巣を繰り返していたことが明らかになった。
　被害額は２億9000万円に上るが、遊興費などでほぼ全額を使い切っていたという。

　計算上はほぼ毎日の御出勤ですね。
　月収だと約600万円ですか！
　当然「常連のお宅」もあったんでしょうね。

「ママ〜、またドロボーさんが遊びに来たよぉ」
「バカなこと言ってないで、勉強でもしなさい！」

　19日、韓国の京畿道で同国軍兵士(22)が兵舎内に手榴弾を投げ込み、小銃を乱射、就寝中の同僚八人を殺害し、二人に重傷を負わせた。原因はイジメの恨みという。

　この事件のニュースを見て、かの「爆弾高校生」の同級生たちは、胸をなでおろしているかもしれない。
「うちのクラスが軍隊じゃなくて良かった……」

　名古屋場所へ向かう貴乃花親方のところに、長嶋茂雄氏が来たかもしれない。
「セコム、してますか？」
　帝京大学の教授も来たかもしれない。　　
「遺骨、鑑定しましょうか？」

　　過去は過去死は死で苦は苦で生は生

　「月刊・歴史チップス」来月の味付け、15日の候補に加え、「靖国味」「戦犯味」「日航味」「三井味」「財産味」「雑酒味」「万博味」「郵政味」「民営味」「瓦斯味」を追加。

　17日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が韓国の鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一相と平壌で会談し、六か国協議復帰を示唆。

　金正日総書記はアメリカの攻撃を回避する究極の手段として「統一」も思案のうちに入れているのであろう。

　アメリカの提案。
「常任理事国の拡大は日本を含む二か国程度が望ましい」

　さあ、御主人様のイジワルが炸裂(さくれつ)だ。
「受け入れられないね」
　今のところ、日本はＧ４同志(ドイツ・インド・ブラジル)に気兼ねして拒否しているが、最後には「限定品」に飛びつく可能性が高いであろう。

　それにしても日本は、御主人様に「お手」するたびに敵を増やしていく。
　御主人様が倒れてしまったら、もう「銅像」になるしかあるまい。

　スポーツは奇跡の至宝の魔法である。
　人に夢を見させるものであり、覚めさせるものではない。
　人を感動させるものであり、幻滅させるものではない。

　土俵外の勝負に明確な勝ち負けはない。
　仮に勝ったところで、敗者は必ず報復に出てくるであろう。
　そして、壮絶な泥試合が始まるわけである。
「そこは地獄の入口ですよ」
　世間やマスコミは教えてくれない。
　ただ、あおり立てるだけである。

　　大衆は泣く人々もネタにする

「月刊・歴史チップス」の来月の味付けの候補選定中。
　相撲味、相続味、確執味、兄弟味、国連味、日中味、日米味、詐欺味、裁判味、爆弾味、猥褻味、十代味、拉致味、竹島味、猛暑味など。

「あ、これ、ニセヤフーサイトじゃない？ 『Yafoo!』になってない？」
「大丈夫だよ。『Ahoo!』になってる」

　性犯罪者の情報を公開したところで、周囲の住民の不安を増させるだけである。
　また、性犯罪者の更正にも、影響が出てくるであろう。

　一番効果的なのは「宮刑(去勢)」を導入することである。
　諸悪の根源を処刑することにより、周囲の住民の不安も性犯罪者の常習性も、一掃できるわけだ。

　平成十三年(2001)六月、大阪府池田市で池田小児童殺傷事件が起こった。
　この犯人は、事件以前に強姦などで数度逮捕されているが、彼に宮刑を適用していれば、池田小の八人の児童は死なずにすみ、犯人自身も死刑にならずにすんだわけである。
　この事件だけではない。
　先の奈良女児殺害事件など、宮刑を導入していれば未然に防げた事件は多々あるのである。
　宮刑はむごい刑罰ではない。
　凶悪事件を未然に防ぎ、犯人の命も助け、社会に平和と安穏をもたらすとっても良い刑罰ではないか？

　現在の状況下で日本が常任理事国入りするには、よほどの秘策がない限り無理であろう。
「日本は入れてあげてもいいが、他の国は絶対にダメだ」
「他の国はいいが、日本は絶対にダメだ」
　アメリカと中国の態度が覆るはずがないからである。

　ただ一つ方法があるとすれば、「脱退」をほのめかすことであろう。
　Ｇ４その他これになびく国々と組んで「集団脱退」をほのめかすのである。
「常任理事国にしてくれないなら、みんなで国際連合を脱退して『新国際連盟』を結成してやるぞ！」
　こう出れば、アメリカも中国もＧ４の条件を受け入れるしかないであろう。
　ただ、国際連合を見限り、初めから「新国際連盟」を結成したほうがいいと思うのであるが。

　とんでもない事件である。
　この事件は、今後のイジメの抑止力になるであろうか？
「あんまりボクをいじめると、爆弾を作って爆発させるよっ。いいんだね？ ヒッヒッヒ！」

　核武装と同じことである。
「我が国は大国の脅威に対する抑止力として核兵器を保有した」
　小国は、理由をつけて核武装を目指す。
「テロを抑えるためには核兵器は絶対に必要だ」
　大国は、決して核を手放そうとはしない。
　核が抑止力になるというのはウソである。
　核の数が増えれば増えるほど、疑惑が疑惑を呼び、破滅へと向かわせるだけであろう。
「相手が持つから自分も持つのではなく、相手が持っているものを何とか手放させる努力をすべきだ！」
　日本はもっと、声高々に訴えるべきであろう。
　それとも日本は、核武装への道を走っているのであろうか？ そんなことは広島・長崎の怨霊たちが断じて許すはずがない！
　そんなに核を持ちたいのであれば、まず、世界中のすべてのイジメられっ子たちに、核保有を認めるべきであろう！　

　私は懐がクールビズ。
　風通し最高！

　ストラップもらったんですけど、ケータイは持っていません。

　10日、日韓歴史共同研究の報告書が公表され、改めて日韓双方の歴史認識の違いが明らかにされた。
　双方の歴史家とも、自国の史料を優先して研究を行っているため、当然、自国に都合の良い解釈に傾くのは当然のことであり、自説を曲げてまで歩み寄ることでもあるまい。日本側に正しいことはあるし、韓国側に正しいことはあるし、双方とも正しかったり誤っていたりすることもあるであろう。
　大事なのは互いの主張を尊重し、それを紹介しあうことであろう。
　そうすれば、心ある人には、何が正しいのか間違っているのか、分かるはずである。

　ちなみに神功皇后征討伝説に対する私の見解は、過去に述べた通り。

● 新羅征討を行ったのは神功皇后ではなかった! ●

　ケンカしたけりゃ正々堂々とサシで勝負しろ。
　場外乱闘にはザブトン攻撃をお見舞いだ。
　あの世でオヤジが泣いているぞ。

　　若貴よ他界で和解だ分かったか

「それならこっちは『慶尚北道の日』を制定しよう！」
「だったら『島根県の月』だ！」
「何を！『韓国の日』だ！」
「何を！『日本の月』だ！」
「何を！『地球の日』だ！」
「何を！『宇宙の月』だ！」

　結局、みんなピエロだったんだね。
　コンドルは二匹目のドジョウを探しているのであろう。

　大黒様は本当に大黒様ですね。
　柳沢様のほうも、出世魚なんで縁起がいいぞ。

　梅雨将軍(スコール)は将軍様を見限った。
「将軍様。ミサイルはすべて迎撃されました」

　大友皇子(弘文天皇)との政争を避けるために吉野へ向かう大海人皇子(天武天皇)を見て、ある人が言った。
「虎に翼をつけて野に放つようなものだ」

　私は先日、国際連合を「戦勝国のおごりから生じた身勝手な組織」だと断じ、「国際連合の常任理事国」よりも「新国際連盟の常任理事国」になるべきだと主張したが、最近、「常任理事国」そのものが「大国のおごりから生じた特権身分」ではないかと思うようになった。
　日本は常任理事国を目指すより、常任理事国の廃止を求めるべきではないであろうか？
　それがかなわないのであれば、新国際連盟を設立し、その中でリーダーシップを取るべきであろう。

　日本はアメリカの飼い犬なのであるから、御主人様の言いなりになるしかないであろう。
　でも将来、御主人様の手をかむときが来るであろう。
　来ないとすれば、それは滅亡しているということである。

　　スズメの子大麦畑で食べ放題

　私には拉致被害者の家族の方々が、なぜ「経済制裁」を求めるのかが理解できない。
　耳を貸さない誘拐犯に対して取り得る手段はただ一つ、「強行突入」しかないであろう。
　日本は「戦争」はできないが「救出」は可能である。

　気が早いようですが、時期首相候補者を列挙してみました。(敬称略)

1. 安倍晋三
2. 福田康夫
3. 岡田克也
4. 麻生太郎
5. 平沼赳夫
6. 与謝野馨
7. 野田聖子
8. 舛添要一
9. 石原慎太郎
10. 二階俊博
11. 藤井孝男
12. 高村正彦
13. 亀井静香
14. 山崎 拓
15. アルベルト・フジモリ
16. 堀江貴文
17. カルロス・ゴーン
18. リチャード・Ｌ．アーミテージ
19. 王 毅
20. 金 正男

「不審漁船がいる！ 追えー！」
「船酔いしました！ オエー！」

　昔、古老から聞いたような気がする。　
「ガードレールから生えるという『鍾乳石(しょうにゅうせき)』があるんじゃ〜」

　1日、日清食品の安藤百福会長(95)が約半世紀務めた代表取締役を退任することを発表。
　会長は現在も毎日出社しており、健康上の理由ではないという。

　失礼ですが御存命とは存じませんでした。
　インスタントラーメンって、ホント健康に良い食品なんですね。

● 安藤百福(あんどうももふく) ●
(1910- ) 台湾出身。昭和〜平成期の開発者・実業家。1948中交総社(後の日清食品)を創業し、ラーメンの新商品を開発、1958世界初の即席ラーメン「チキンラーメン」を販売してブームを呼び、1960日清食品社長に就任、1971世界初の容器入りめん「カップヌードル」を売り出し、世界規模で拡販、即席めんを二十世紀の代表的食品に育て上げた。(『現代日本朝日人物事典』朝日新聞社・『新潮日本人人名辞典』新潮社 参照)

　本日、「月刊・歴史チップス」の「６月号 怨霊味」更新。
　図表・関係図等は後日追加します。

　　幕下りて花田劇場また開始

● 貴ノ花利彰(たかのはなとしあき) ●
(1950-2005) 昭和〜平成期の相撲人。大関。本名は花田満(はなだみつる)。青森県出身(北海道生まれ)。兄・若乃花幹二(わかのはなかんじ)の二子山部屋へ入門し、1965初土俵、1968入幕し、1972大関に昇進、優勝二回・在位五十場所を務め、1981引退後は藤島親方・二子山親方として息子二人(貴乃花光司・若乃花勝)を横綱にするなど、多くの弟子を育て上げた。(『現代日本朝日人物事典』朝日新聞社・『新潮日本人人名辞典』新潮社 参照)

　本日、メルマガ歴史チップス「６月号 怨霊味」発行。
　予告通り先月号の続編です。
　ＨＰと同文ですので「バックナンバー」は公開しておりません。